Berryz工房は、画期的なアイドルだ。
ローティーンの女の子で構成されるアイドルは決して珍しくはない。
が、その活動には確固としたポリシーが感じられる。
Berryz工房に所属するメンバーは、出身地も明かされず、原則として学業優先のためイベントやコンサートは土日や夏休みに行われることがほとんどである。
字面だけだと「至極当然のこと」としか感じられない。
特筆すべきことは、これが方針としてきちんと守られていることにある。
ともすれば「事務所側の(大人の)都合」が優先され、学業など結果的に二の次になってしまう事も多い芸能界では極めて異例のことと言えよう。
もちろん、ファンとしては物足りないことも多いだろう。
しかし、現状のところ、ファンとの関係性に大きな破綻はきたしていないように見える。
これは、今までの芸能界にはなかった画期的なアイドルの誕生ではないだろうか。